Developer's Blog

IE の自動アップグレードに際して IE6 / IE7 の個別対応で困っている機能を振り返る

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こんにちは。Web 担当の真谷(シンガイ)です。

基本的に Fenrir の Web ページはどんなブラウザでも正しく見ることができるように心がけているため、コーディングをやっていると IE 6 / 7 のみで使えない機能に歯噛みしながら別の方法をとってることが多いです。
ですが、前々から言われていた IE の自動アップグレードがとうとう今月中旬に実施されるようなので、小躍りしています。

もし IE 6 / 7 が無くなるとして、どんな事で困ってるか思い当たるところを整理してみました。

透過 PNG の対応

言わずと知れた透過 PNG の対応。以下のように多種多様な IE 6 用の対応方法があります

透過 PNG の対応は Web ページのコーディングをしていると、誰しも通るかと思われます。

position 関連の対応

position: fixed だったり、position: absolute など、IE 6 で目立つ不具合が多いです。

CSS セレクタ

E::first-child、隣接・兄弟・子セレクタなどなど、IE 6 / 7 でもこれが使えたら CSS が面倒な事にならないなぁ・・・なんていつも考えてます。

CSSセレクタ簡易対応表

スマートフォンのみで表示するページに関しては上記のセレクタを使っています。

その他にも float した要素の margin が2倍になる不具合IE8 以降で使える XMLHttpRequest の機能だったり、上げるとキリが無いです。

今回の IE の自動アップデートでも大きな一歩ですが IE 6 / 7 が完全に無くなるのはなかなか難しいと思います。しかしいつの日かブラウザの個別対応が無くなる日を夢見て Web のコーディングをしていきます。

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