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会社をサッカーチームにたとえるというお話

こんにちは。プロモーション担当のクーパーです。今日は、時折、会社にいらっしゃって私たちをご指導くださる、メンター大先生のお話をそのまま抜粋して紹介します。丸ままの受け売りになってしまいますが、先生には掲載のご了承いただております!では、始まり。始まり。

組織(会社)の中では時に自分の立ち位置、目的やモチベーションが解らなくなる事は多々ありますよね。そんな時に自分を冷静に分析する方法としてサッカーチームに例えるとスッキリしやすいというおはなしです。

自分は選手?コーチ?監督?評論家?

言うまでも無く経営者(役員)で無ければ自分は選手である事を認識しましょう。なんらかの役職は付いて居てもよほどの規模の組織で無い限りは、コーチでは無くあくまでフィールドでプレイする選手の中でのリーダーなんだと思います。たまに年俸である賃金を得ているのにチーム内で評論家が居たりします。試合に出ているのに評論ばかりして他の選手や、監督やオーナーを批判しても試合には勝てません。

逆に監督なのにフィールドでプレーをしたがる監督やコーチ、これも時には困り者ですが立ち上げのスタートアップや危機には例外もあると思います。どんな規模のチームでどんなリーグに参加しているのか?そういう事を「たとえ話」として表現するとわかりやすくなります。


社員とはプロ選手である事をまずは認識すること。

賃金が発生しているのであればベストを尽くす事(がんばる事)は当たり前と言えます。例えばフォワードにしてくれるならがんばります。と言った交換条件はやはりちょっとズルいですね。監督はきっとそういう選手を起用するのは避けるでしょう。ただ逆に監督の方針に同意出来ないのであれば、いつでも他チームに行く選択肢はあります。イヤなら引退という選択肢もありますね。そして忘れてならないのはこのチームに在籍したのは自分の決断であることですし、他チームに移籍するにしても最後の最後までベストを尽くすのもプロとして当然です。

守備位置ってのも重要ですね。自分はフォワードだからゴールさえ決めればいい、そんなことはありません。例え何点取ってもそれ以上に失点を重ねれば試合に負けます。自分の役割はポジションという役割はあっても守る時は守る。サッカーの中でキーパー以外は主な役割がポジションとして決まっているでしょうが、いつでもどんな風にでも変化できるチームが良いチームです。負けている試合だったら最後の最後にはキーパーだって攻めに転じますよね。あれってステキです。

責任とは何なのか?選手の責任と監督の責任。

チームが試合に負け続けた場合、まず責任を取るのは監督でしょう。そしてオーナーでもあった場合、チームが解体され売却された時に責任を取れるのは企業で言えば経営者だけでしょう(株式公開とか難しいケースは別だそうです。)優秀な選手であれば他チームがほっては置かないでしょうし、なんとかそのチームであるからこそプロであれた場合はチームと共に引退という道が待っています。逆にとっても優秀な選手であっても監督の意向を無視し続けていてはチームに在籍できない事もあるでしょう。

大事なのは試合であり、ライバルの存在である。

んじゃ自分の会社の試合とは何を指すのか?たった1試合で破綻する場合は生死をかけた戦いになるだろうし、長いリーグ戦であれば勝つ試合も負ける試合もあります。トータルで勝っていればそれでいい。プロジェクトが試合?今月の成績が試合?例えば話として置き換えるとイメージしやすいでしょう。

ではライバル(敵)って何ですか?という問題になります。競合企業と思いがちですが本当にそうなのでしょうか?サッカーでも基本的に試合に勝ち続ければリーグ制覇から更に上のリーグに、と登り続ける事は可能でしょうが勝ち負けに永遠にこだわっていて良いのでしょうか?観客は勝てば良い。という試合を期待しているのでしょうか?

私はけっきょく敵チームも自分なのでは?なんて最近思ってしまいます。自分が憧れたこと、目標にしている事、なりたい姿。けっきょくはそういう自分に対して勝つ事が出来るか否か?そういう事が大事なんだろうな〜

以上、先生のお話でした。先生はそんなことを思いながらテレビで情熱大陸なんかに出てくる、若くして偉業を成し遂げるスポーツ選手やアーティストのプロ意識の高さに感心しながら瞑想にふけるそうです。

いかがでしょうか?私もなるほどーなどと思いながら、お話に聞き入りました。


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