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製品開発における価値とは

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こんにちは。河井です。

前回のブログでも記載した通り、最近色々なマーケティングの本を読み返していましたが、その中で製品(あるいは商品)の持つ価値に関する記述が良く目につきました。

そこで今回は、この価値の中身について少し掘り下げてみたいと思います。

 

製品の価値とは

そもそも製品の価値の中身とは一体何なんでしょうか。例えば、我々が開発しているウェブブラウザの場合だと、タブが使いやすい、ジェスチャが使える、検索が便利、動作が早い、軽い、セキュリティが安全などなど。思いつくだけでも色々なユーザーへのメリットがあります。

ただし、これらがウェブブラウザを利用する際に、必ず無いと困るものかというとそうではないですよね。という事は、これよりもユーザーがウェブブラウザに絶対に求める価値(=要求)があるという事になります。

製品の中心的な価値とは

突然ですが、皆さんは何の為にウェブブラウザを利用されますか? 食べログで美味しいお店を探す為、Facebook や Twitter などでソーシャルなコミュニケーションを行う為、Amazon や楽天で商品を購入する為といった色々な理由があるかと思います。

ただ、これらの行動を突き詰めていくと、ウェブブラウザを利用する事で享受したい価値はひとつに集約されます。それは「インターネットが発信する情報やサービスを入手できる」という価値です

そのままやがな! と思われるかもですが、この価値だけは我々の Sleipnir だけでなく、他の全てのブラウザでも提供されていますよね? というか、ネットサービスが使えないウェブブラウザなんて存在するのかどうかわかんないですが。

つまり、その製品の存在価値そのものが中心的な価値になり、ユーザーがウェブブラウザを使う理由となるわけです。

製品の付加価値とは

となると、先ほどのタブが使いやすい、ジェスチャが使えるなどの価値は一体何なのか? これらは、インターネットが発信する情報やサービスを入手できるウェブブラウザを、より便利にしたり、より魅力的に感じさせるもの、すなわち付加価値という事になります。

そしてこれは、ユーザーが色々なウェブブラウザの中から、自分が利用するものを選ぶうえで大きな選択基準となる価値となります。

皆さんもどのウェブブラウザを使うかを決める時は、それぞれの付加価値(機能や使い心地など)が、自分の要求をどれだけ満たしてくれるかが重要ですよね?

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価値のある製品づくり

この点から考えると、ユーザーが要求している付加価値を認識し、価値を具現化できる開発を行って、提供が実現できている状態を正しく伝えている製品は、その価値を求めているユーザーの数だけ利用され、その価値の要求度が高いほどユーザー数も増加します。

そして、そのような製品をリリースする為には、下記のようなプロセスを構築する必要があります。

1.自分達がリリースする製品のターゲットや要求を正しく認識する

2.1のターゲットに対して、どのような製品の開発や情報の発信を行い、どの程度の反響が見込めるかの仮説を検討する

3.2の仮説に沿ってプロジェクトをすすめて、リリース後にその仮説の検証を実施。その結果に応じて新たな仮説~開発~リリース~検証のプロセスを行う。

このPDCAを上手にサイクルする事ができれば、ユーザーが求める付加価値を提供できる製品をリリースする事が可能になり、他社の製品との差別化も可能になります。

2.で述べたプロセスを組み立てる上での思考方法や戦略は、色々なパターンがあるのですが、それはまたの機会に。それでは、また。

 

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