こんにちは、Sleipnir 3 for Windows 開発担当の上田です。
今回は、TortioseHg で日本語ファイルがコミット出来ない時の対処を紹介したと思います。
コミットできない日本語ファイル
「表示.txt」をリポジトリにコミットしようとすると失敗します。
Shift-JIS で 2 バイト目が 0x5C になる文字を含む場合に問題が発生するようです。
※「表示」を Shift-JIS でバイトであらわすと 0x95 0x5C 0x8E 0xA6 になります。
TortoiseHG の設定
TortoiseHG の設定を変更すると「表示.txt」がコミットできるようになります。
「エクステンション」→「win32mbcs」にチェックを入れます。
※エクスプローラーでフォルダの右クリックメニューから
「TortoiseHG」→「Global Settings」から表示することが出来ます。
日本語ファイルのコミット
TortoiseHG の設定を変更することで、「表示.txt」をコミットすることが出来るようになります。
趣味で TortioseHg を利用していたときに、日本語ファイルのコミットが出来ないことがあり調べて対処しました。
チーム開発などでは、各メンバーのクライアントで同じ設定をする必要がある?
Windows 以外の OS のクライアントに影響はない?など疑問点があり検証が
必要だと思います。
日本語ファイルを扱いたいときの一つの手段として考えていただければと思います。