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【Sleipnir 6 のディープな話】 #1: Sleipnir 6 の良さはどこにある?

Sleipnir for Windows

こんにちは、西田です。昨日リリースしました Sleipnir 6 for Windows はもうお試しいただけたでしょうか?

Sleipnir 6 は知れば知るほど、使えば使うほど良さがわかるプロダクトに仕上がっています。しかし裏を返せば良さがわかりにくい、ということでもあります。せっかく試していただいたのに、良さがわからずアンインストール・・・はもったいない!ということで皆様に Sleipnir 6 の良さをもっと知っていただき、さらに便利に使っていただけるよう、【Sleipnir 6 のディープな話】シリーズとして全10回にわたり、Sleipnir 6の狙いや設計思想、仕組み、使い方について解説していきます。

Sleipnir 6 の良さはどこにある?

Sleipnir 5 ではフォントレンダリングやデザイン・アニメーションといったわかりやすい魅力がありました。一方で Sleipnir 6 で進化した点については上述の通りです。なぜ Sleipnir 6 の良さはわかりにくいのか。誤解を恐れずに言うと、普通の使い方では良さを100%引き出すことができないからです。普通の使い方とは、他の普通のブラウザで自然に身についた使い方です。

道具には道具毎に使い方があります。同じような用途の道具は同じように使えるようにすることで、初めて使う道具でもすんなり使うことが出来るようになっています。これによって同じような使い方が定着してスタンダードが形成されます。

ウェブブラウザも道具であり、世の中にある大抵のブラウザはスタンダードな使い方に沿うように設計されています。しかしスタンダードがベストとは限りません。スタンダードな使い方を前提にすると、できることに制約ができます。Sleipnir 6 ではスタンダードをほんのちょっと越えたところに良さを作ることにしました。それがタブの「開きっぱなし」という使い方です。

他の大抵のブラウザはタブを開きっぱなしにさせない設計になっています。そのため多くの方がタブをたくさん開かない運用を知らず知らずのうちに強要され、それを前提にした使い方が当たり前になっています。

Sleipnir 6 はタブを開きっぱなしにすることで、従来のブラウザの既成概念を越えてより便利に使えるようにしました。もちろん Sleipnir 6 はスタンダードな使い方でも便利に使えます。そこに様々な「気づき」を仕込み、徐々に開きっぱなしへ馴染むように作られています。これこそが、知れば知るほど、使えば使うほどと言われる理由です。

それでは次回は Sleipnir 6 の良さのキモである使い方「開きっぱなし」について解説します。引き続きよろしくお願いします!

Sleipnir 6 をダウンロード


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