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ガートナー、タブレット・デバイス向け商用ビジネス・アプリケーショントップ10を発表(+ Sleipnir Mobile for Windows Phoneについてお知らせ)

 

こんにちは、開発の くごう です。

 

ガートナーが、タブレットデバイスの個人利用からエンタープライズへの展開を予測しています。
同社がスマートフォンのエンタープライズ利用について言及したのが(記憶に間違いが無ければ) 2008 年末のことでした。
タブレットはスマートフォンにくらべ表示領域が大きいため、用途も広がりますし iPad に限って言えば領域サイズも固定されているので、提供する側からすると
表示サイズに煩わされずに済みます。その昔エンタープライズやビジネス領域でダイアログアプリが普及した経緯とも符合します。

ガートナーが発表した、タブレット・デバイス向け商用ビジネス・アプリケーション トップ 10 の概要は次のとおりです

1.セールス・オートメーション・システム
2.ビジネス・インテリジェンス (BI)
3.コンテナ化された電子メール
4.ミーティング用のコラボレーション・アプリケーション
5.ファイル・ユーティリティ:共有および文書配布
6.エンタープライズ・アプリケーション全般
7.医療支援システム
8.ホスティング形式の仮想デスクトップ・エージェント
9.ビジネスに対するインテリジェントな知見を提供するソーシャル・ネット
ワーキング・アプリケーション
10.役員向け資料

詳しくは、こちらから、「ガートナー ビジネス タブレット」で検索してみてください。

この10 項目にあたるタブレットアプリを作れば、そこにはマーケットが存在する可能性が高いということでしょう。
また逆に、この10 項目に含まれないがニーズのあるものであればシェアを獲得することも容易ということでしょうが、優秀なマーケターが必要ですね。
ざっと見ると 2 ,4 ,5 ,8 あたりは個人向けでは SkyDrive や iCloud , Google+ など既に強力な競合がいます。
とはいえサービスの世界は代謝が早いですから、あえて挑んでみるのも一興かと思います。

このプレスリリースの中で興味を引く一節があります

「2014年末までに、Apple iOSやGoogle Android、Microsoft Windows 8 などのポ
スト PC 端末向け軽量モバイル OS の利用台数は、従来の PC 向け OS の利用台数を上回るでしょう。」

Windows 8 がモバイル OS に分類されています。つまり主戦場がスマートフォンからタブレットに移り、
b2c から b2b へ軸の移動がおき企業低迷期の終焉(地域や業界にも依存するのでしょうが)を予想しているともとれます。

最後になりますが

弊社フェンリルの共同開発部では、一昨年よりタブレット向けのさまざまな開発を手がけています。
大人の事情で紹介できないものも多数あるのが残念ではありますが、弊社営業や広報を捕まえる機会がありましたら
ぜひ一度話を聞いてみてください。お時間を取っていただくだけの価値があると思います。

お知らせ

Sleipnir Mobile for Windows Phone 1.3 をマーケットプレイスに申請しました。

・スワイプでのタブ切り替え
・L字ジャスチャーによる削除
・フリックによるブックマーク表示
・中国語(簡体字 / 繁体字) UI 対応

近日公開予定です。お楽しみに。

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