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“iOS for Mac”と呼びたくなる「OS X Mountain Lion」発表

こんにちは。開発担当の金内です。

OS X Lion が昨年7月にリリースされて、Snow Leopard からの移行が進んでいる真っ只中、Apple から早くも次期バージョン「OS X Mountain Lion」が発表されました。

OS X Mountain Lion

予想外の早さ

すでに開発者向けプレビュー版が公開されており、夏には正式リリースとのことです。早い…

Mac OS X の初期バージョンでは毎年のようにメジャーアップデートがありましたが、ここ数年は少しペースが落ちてきていたので、このタイミングは正直意外でした。

もっとも、Apple はどんどん勢いを増していますし iOS もどんどんアップデートしているので、考えてみれば納得できる展開です。ただ、これまでメジャーアップデートは Steve Jobs 氏がステージで華々しくデモをまじえて発表、という形が多かったように思いますが、Jobs 氏亡き後ということで、今後は発表のスタイルも変わってくるのかもしれません。

山ライオン?

ネコ科の名前がつく伝統の OS X で、「Lion」の次は何かという話題は「Mountain Lion」ということで答が出たわけですね。

山ライオン?

Wikipedia によれば「ピューマ(Puma)」のことを Mountain Lion と呼ぶそうです。Puma といえば、2001 年にリリースされた Mac OS X 10.1 は Puma というコードネームでした(当時はコードネームということであまり表には出ませんでした)。まぁ、仮に同じ動物を指していたとしても、違う名前なので問題はないわけですが…

気になる中身

さて、開発者として気になる中身。

とにかく「iOS for Mac」と言っても良さそうな iOS の目玉機能の取り込みぶりが目立ちます。GameKit、Notification Center、Twitter 統合などなど。

開発者向けにのみ公開されている追加 API などを眺めると、他にもあんなところやこんなところが…と、ワクワクしてきてしまいます。機能追加だけではなく、ある種の方向転換を感じさせる変更もありますし、日々の開発で「ここがイマイチなんだよなぁ…」と思っていたところが改善されていたりと、メジャーアップデートの名にふさわしい盛り沢山の内容。

NDA のため具体的にご紹介できないのが残念ですが、Sleipnir 3 for Mac が素早く Lion のフルスクリーンモードに対応したように、Mountain Lion が登場のあかつきには Mountain Lion の魅力を引き出すアップデートができるように準備していきます。どうぞご期待ください!

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