こんにちは!UI デザイン担当の松野です。
新しい iPad も発売から2週間ほど経ち、そろそろ入手しやすくなってくる頃でしょうか。高解像度の Retina ディスプレイはまるで印刷物のような美しさです。
Sleipnir Mobile for iPhone / iPad も、この iPad の Retina ディスプレイに早々に対応し、高解像度のリッチな使用感を実現しています。もうご覧になりましたか?
さて、この高精細なディスプレイを活かすには、当然ながら専用の画像リソースを用意する必要があります。つくる側としては、iPhone 4 登場当初は巨大なアイコンたちのばかでかさに驚いたものですが、今となってはすっかり見慣れました。
せっかくですから、新しい刺激を求めて Sleipnir Mobile for iPhone / iPad の画像リソースを未来にやって来るかもしれないウルトラ Retina ディスプレイに最適化させてみましょう。とりあえず @8x (縦横8倍) にしておけば充分ですかね?
まずはアプリアイコン
でか!しかし App Store に表示されるアイコンはすでにこれより大きいので、まだ楽勝ですね (App Store には実際の表示より大きなものを登録します) 。
つやっつやもテクスチャも、このサイズなら思う存分表現できるでしょう。
実際にはテクスチャはもっと粗くしないといけませんが。
未整理のブックマーク
ブックマーク画面で使用します。実寸では1センチくらいでしょうか。
あんなに大きいと思っていた @2x もこじんまり。
@2x ではぎりぎり見える星も @8x ならくっきりですね。
保存したパスワード
自動入力するパスワードの管理画面にあるアイコンです。もともと大きいので大迫力です。というより、大きすぎて何だかもうよくわかりません。
このサイズになると、さすがに @2x をもとに大きくしただけでは粗が目立ちますね…。
@8x、手強い相手です。
アクションパネルのダウンロード
こちらは次回アップデートで使われる予定のアイコン。そうです、ダウンロードです!
ダウンロードできたらランプが点きます。
@8x ではテクスチャも入れてみました。
しかしあれですね、Retina ディスプレイは今もすでに網膜の限界を超えているわけですから、これ以上細かくなってもそんなに嬉しくない気がします。まして @8x なんてオーバースペックもいいとこです。
まずは Retina な MacBook Air や Retina な iMac、それから Retina な iPod nano あたりを期待しつつ、新しい iPad を楽しんでおきましょう。