こんにちは、Sleipnir 3 for Windows 開発担当の松本です。
Sleipnir 3 for Windows WebKit α版は試してみたでしょうか。 α版ですので、未実装の機能や不具合は沢山ありますが、WebKit 版の可能性を体験いただけたかと思います。
さて、WebKit 搭載によって嬉しいのはウェブ関連の各種技術がサポートされていること。 そこで今回は、そのような技術を利用したデモなどを集めたChrome Experimentsというサイトからページ 8 つ紹介します。
なお、今回紹介するページは WebGL を利用しているため、閲覧するためにはビデオカードが OpenGL 2.0 をサポートしている必要がありますのでご注意を。
地形をブロックで表示する「Blocky Earth」
指定された場所をブロック状の 3D で表示します。ブロックの質感がいい感じです。例えば大阪は上の画像のようになります。
富士山もこんな風に。
使いかたは右のShow optionsをクリックしてから検索ボックス内に表示したい場所を入力するだけです。 表示に結構待たされるので辛抱強く待ちましょう。
ボールで水をばしゃばしゃする「WebGL Water Simulation」
マウスでボールを掴んで水をいじることができます。
過去約 30 年間の地震情報を見る「Nine Point Five」
1977年から2010年までの世界各地の地震情報を見ることができます。下のツールバーから表示方式や表示期間を変更できます。
なお、東日本大震災の地震データについては「EQTL: 地震発生データで見る2011.3.11」で参照することができます。
3D水族館を眺める「WebGL Aquarium」
球体ガラス内にいる魚を眺めるだけです。左上の数字をクリックで魚の数の変更、Change Viewでカメラの変更ができます。
航空会社ごとの定期便を表示する「World Flights」
メジャーな航空会社が運行している定期便を 3D 表示します。右の一覧から表示させたい会社を選択します。次の図は ANA と JAL を表示させたものです。
線虫の構造を知る「OpenWorm Browser」
カエノラブディチス・エレガンスという線形動物の構造を 3D で表示します。 学術データなだけあって非常に細かい部分まで観察できます。
ストリートビューを魚眼レンズ的に見る「Streetview Stereographic」
ストリートビューのピンをドロップした場所を 360 度見ることができるような画像を表示します。
Aboveだと内側が地面で外側が空の画像になります。
ちょっと怖い「WebGL Skin」
3D スキャンした男性の頭部を表示します。暗い雰囲気でブラウザ一杯に表示されるのでちょっと怖いです。
これ以外にも、Chrome Experimentsにはいろいろなものがありますので試してみてはいかがでしょうか。これらのページを通じて WebKit 版の可能性を体験してみてください。
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