こんにちは、開発担当の福満です。
今日は、アクションを使って Sleipnir 3 for Windows をカスタマイズする方法をご紹介いたします。
アクションって何?
アクションとは、特定の処理や操作を行うコマンドのことで、任意のマウス操作やキーボード操作に割り当てて実行することが出来ます。
Sleipnir には様々なアクションが用意されており、上手に利用すれば使い勝手を格段に向上させることが出来ます。
マウスジェスチャに割り当てる
Sleipnir 2 互換の 旧マウスジェスチャを利用されている場合、アクションを任意のマウスジェスチャに割り当てることが出来ます。(TouchPaging を利用されている方も、CTRL キーを押しながら操作すれば設定したマウスジェスチャを利用することが出来ます。)
以下はマウスジェスチャの設定手順です。
まず、Sleipnir のメニューから「カスタマイズ(C)…」を選択して、カスタマイズダイアログを表示します。
マウスジェスチャ 設定画面を開き、「Sleipnir 2 互換マウスジェスチャの設定…」 ボタンを押します。
すると、マウスジェスチャ設定ダイアログが表示されます。
マウスジェスチャを追加するには、矢印ボタンを使ってマウス操作を入力し、「アイテム(M):」のリストからアクションを選びます。矢印ボタンの 真中の「BS」は BackSpace の意味で入力したマウス操作を1つ元に戻します。
編集が終わったら、「追加(A)…」 を押してジェスチャを追加し、「適用」を押すと変更が反映されます。
上の図で示したように ShowBookmarkPanel を設定すると、ジェスチャ操作からブックマークパネルを左側にドッキングした状態で表示/非表示を切り替えることが出来ます。
キーボードショートカットに割り当てる
キーボード派の人には、キーボードショートカットにアクションを割り当てるのがお勧めです。手順を以下に示します。
カスタマイズダイアログのキーボード設定画面を開き、「ショートカットキーの設定…」をクリックすると、キーボード設定のダイアログが開かれます。
まず、上部のリストから目的のアクションを選んで、「新しい割り当て(N):」エディットボックスをクリックします。エディットボックスに入力フォーカスが移動しますので、その状態で割り当てたいキー操作を行います。
すると、エディットボックスにそのキー操作を表すテキストが表示されます。(上の例では CTRL キーと SHIFT キー と X キーを同時に押しました)
そして、「割り当て(A)」 ボタンを押すと、上で入力したキーボードショートカットが「割り当てキー(K):」 のリストに表示されます。
「適用」を押すと編集結果が反映され、割り当てたキーボードショートカットが利用可能になります。
上の例ではピックアップ検索にキーボードショートカットを割り当てています。前回のピックアップ結果から別の言葉を選んで検索したい場合には、アクションから呼び出せば前回の結果をそのまま表示することが出来ますので、お試しいただけたら幸いです。
SuperSearch でアクション検索
SuperSearch は Web 検索のみならず、ブックマークや履歴の検索をすることが出来ますが、アクションも検索して実行することが出来ます。
現在のページ上を右マウスボタンでダブルクリックして SuperSearch を表示し、検索文字列を入力すると、見つかったアクションが下のリストに表示され、ダブルクリック又は Enter キーで実行することができます。
また、「*」 を入力するとすべてのアクションが表示されますので、どんなアクションがあるか確認したい時にお試しください。
アクションを上手に利用すれば、様々な操作をより少ない手間で行うことが出来ますので、活用していただけたら幸いです。
今後も Sleipnir をよろしくお願いいたします。
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