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Google Analytics でパフォーマンスを測定する

 

こんにちは。ウェブエンジニアの木村です。

自身の開発・作成したサービスで Google Analytics を利用されている方は多いと思います。サイト/サービスへのアクセス数やアクセス元の収集/計測に Google Analytics は欠かせない存在ですね。
Google Analytics を用いると想像以上に色々なデータを取得し、活用することが出来ます。今回はパフォーマンスの測定に Google Analytics を用いる方法をご紹介します。

サイトのページ表示速度

一言でパフォーマンスと言っても様々な切り口がありますが、今回はユーザの離脱率に影響しやすい数値である「ページの表示時間」を確認してみます。
EC サイトの例ですが、ページの表示時間が3秒以上になると 40 %のユーザが離脱してしまうというデータも出ているほどです。(Kissmetrics)

「ページ速度レポート」を用いるとサイト平均の表示速度や各ページ・ブラウザごとの表示時間を視覚的に確認することが出来ます。今回は Google Analytics のデモアカウントを使用して測定結果の確認を行いました。

「ページ速度レポート」の概要を見るだけでサイト全体のパフォーマンス概要が把握できます。この例ではページの読み込みに平均 6.04 秒、サーバからの応答に 1.14 秒要していることがわかります。この平均から剥離しているページがないかどうかを探っていきます。

先程の「ページ速度レポート」で上記のようにページごとの表示時間を確認することが出来ます。表示時間順にソートしてみると「 /google+redesign/office/quickview」のページは平均の7倍以上読み込みに時間がかかっていることがわかります。さらにこれを離脱率と照らし合わせてみます。

今回のデータでは「読み込み時間」と「離脱率」に相関はなさそうですが、そうでないケースでは、ページの表示速度の改善やローディングアイコン等での待ち時間表示等の対策が必要になるといえます。

読み込み速度の改善

ここまでで調査してきたパフォーマンスを改善するためのヒントについても Google Analytics が提案してくれます。「PageSpeed Insights」 を用いると、コンテンツを解析した上で、どんな対応をすればページの読み込み速度が改善するかを教えてくれます。

開発者ではないメンバーが確認する場合でも、具体的な修正方針を確認することが出来ます。また、単純にコンテンツに起因するパフォーマンスの悪化ならまだ良いですが、ページ自体がエラーを返してタイムアウトしてしまっているといった状況もここから知ることが可能です。

パフォーマンス異常の通知

パフォーマンスの確認方法および改善の提案について紹介してきましたが、常に画面に張り付いてリアルタイムに確認するといった状況は現実的ではありません。そこで、何か異常があれば通知を飛ばしてくれるといった機能が必要になってきます。さっきまでは何もなかったが、突然ページの読み込み速度が悪化した。等の異常にいち早く気付いて対処することがユーザの満足度向上にも繋がります。

そこで登場するのが「カスタムアラート」です。様々な条件の閾値を設定し、閾値を突破した場合にメールで異常を通知してくれます。

この例では、毎日1回の監視において、ページの平均読み込み速度が10秒以上となった場合にメールで通知をしてくれるように設定をしています。アプリケーションログに異常として残りにくいパフォーマンスの低下についても、Google Analytics を使用することで迅速に把握することができます。

さいごに

ここでご紹介した機能は Google Analytics のほんの一握りです。単なるアクセス解析にとどまらず、EC サイトで収益やユーザのコンバージョンを測定したり、気象情報とユーザの購買率を比較したり等、様々な視点からデータを収集・分析することが可能となっています。今まで以上に Google Analytics を活用し、さらなるユーザの満足度向上につなげてみてはいかがでしょうか。

 

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