デザイン部のきのです。
Fenrirでは社内勉強会を定期的に開催しています。
今回は、couldでおなじみの長谷川恭久さんを社外講師としてお招きしての「デザイナー・ディレクター向けワークショップ」の内容をお伝えします。
ワークショップのテーマは「デザイン批評入門」。
なんと東京と大阪と2回に分けて開催。
架空のサービスへの提案とプレゼンを通じて、発表と質問両方の立場でのよりよいコミュニケーションを学びました。
どうして「デザイン批評」?
他者とより円滑なコミュニケーションをとっていきたいという声が社内で多くありました。
- 制作物に込められた意図が相手へきちんと伝わらない
- フォーカスすべき話題からそれたり、まだできてない部分への意見で話がまとまらなくなる
- 感覚的な言葉で終始してしまうと、数を出して調整を繰り返すようになる
などなど、デザインを通じたコミュニケーションに対する課題を長谷川さんに相談したところ、今回のお題でワークショップを行うことになりました。
架空のサービスで練習しよう
今回は架空のサービスを題材にした簡易成果物をグループで作り、意図の説明と批評を体験しました。
お題
サービス:架空のレシピサービス依頼者:サービスの担当者
「写真や動画をはじめとしたビジュアルコミュニケーションが流行ってるっぽいので、自社のレシピサービスも流行に乗った何かを提供したい。」ビジネスゴール
・DL数の増加
・DAUの増加
このお題を元に「デザインのゴール」を整理し、各グループがプレゼンに必要な画面を手書きでワイヤーフレームにしていきます。
簡易的なデザインブリーフを模造紙とポストイットを使って作り、デザインのゴールを整理していきました。
デザインの過程を相手へ見せることで意図が伝わりやすくなるということを体験するためでもあります。
そして、デザイン批評の考え方に則って、質疑応答のやりとりが繰り返し行われました。
相手にとって伝わりやすい話し方や、コンセプトからブレない批評方法について学ぶ時間となりました。
まとめ
お昼休憩や最後には質疑応答が設けられ、デザイン批評に関わらず昨今のツールやワークフローの話などでも盛り上がりました。
最後に今回の参加者からの感想を一部紹介します
デザイナーのみんなでワークショップを行うことで、デザイン批評に対して共通認識が持てたのが良かったと思います。これからも積極的に練習していきたいです。(デザイナー)
ビジネスゴールをユーザーゴールに変換する難しさを感じるとともに、洞察の重要性を再認識できました。
良い気づきを得ることができました。開催ありがとうござました。(プランナー)
めちゃ有意義な WS でした、即興ファシリテーションとかグダグダしてしまいましたが、プロジェクトの流れに関しての理想と現実、良いアウトプットにつなげるための課題についての認識が改められたので良かったです。(デザイナー・マネージャー)
今後も社内でも似た取り組みを続けていきたいと思います。
ご興味がありましたら、是非フェンリルまで遊びにいらしてください!
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