Developer's Blog

ボードゲームとiPad

清野ですはじめまして。インターネットの世界では kogetsu とか nagakura_eil とかの ID で活動しています。 HIPHOP が好きです。ブログが書けるってことで思う存分 HIPHOP の話をしようかなとも思ったのですが、あまりにも趣旨と離れているので自粛します。期待した方ごめんなさい。というわけで表題の話、僕ボードゲーム大好きなんですよ。ゲームマーケットみなさんどうでした?僕は起きたら夕方だったのでいけませんでしたてへぺろ。

iPadでアナログボードゲームをするという可能性

わりと IT の業界にいると、興味はあってもやったこと無いって言う人もちらほらと話をききますが、どうでしょうか。皆さんはアナログボードゲームってやるんですかね?
最近はドミニオンが大人気で、今までボードーゲームやってはいないけど素養があった人たちが軒並みはまってる感じがします。あとトレーディングカード好きな人とか。まあ僕はドミニオンちょっと苦手なんですけど。プレイヤー間の干渉が少ないので(初代しかやってないのでゴメンナサイ拡張は増えてるらしいですが)、人とやる意味ないなーと思ってしまうんですよ、そんなこと言っててもプレイしたら普通に楽しいんですけどね。
ちなみに僕が一番好きなボードゲームはカタンです。日本語のトライソフト版を愛用していますが(木製なのが一番の理由)、英語版とポータブル版も持ってます。6人用の拡張もあるので、一部は友人の家に置きボドゲさせてもらってます。
好きな資源は鉄です!鉄鋼王に俺はなる!!
基本的に鉄麦プレイばかりなんですが、たまに道プレイやるとぼろ負けします。たぶんプレイスタイルと噛み合ってない。
一番好きなのは大量にあまった麦をトレードで放出した直後にモノポルって言うときですね。 きれいに決まると人の顔が歪むのでキュンとします。ちゃんと序盤から積極的にトレードして空気を作るのがコツです。
そうそう、カタン好きなんですが機会に恵まれず拡張は遊んだことありません。。。海カタンとか宇宙カタンとかやりたいので誰か誘ってください。

カタン以外でも好きなゲームはたくさんありますけど、できるだけ喋るゲームが好きですね、駆け引きや交渉が楽しいです。それがビジネスに役立つ。。。とか話を持っていけたら素敵なのかもしれないですが、ゲームはゲームです。楽しむためにやるから楽しいんです。やはり人の反応が直で見れるゲームはいいですよ、数時間フルで頭と口を動かし続けたときの疲労はなんとも言えない感じがあります。昼くらいからゲームやり続けると物にもよるけど脳が疲れたなーっていう感覚になりますよ、ぜひお試しください。

 

そろそろiPadの話をしましょう。

で、まあ僕の好きなゲームについてはこの辺にしましょう。人狼の話もいつかしたいですが。
iPadでのボードゲームの可能性という点について考えてみたいと思います。
最近はアナログボードゲームが iPhone/iPad 用のゲームに移植されてきていて、手軽にボードゲームが楽しめるようになっています。 そこで今回は、僕のアイペァッドトゥーに入っているボードゲームアプリを紹介しつつ、iPhone/iPad でのボードゲームについてだらだら考えてみたいなと思います。意外と日本語で移植されているものもあったりするんですよ。とはいえボードゲームで文字をたくさん読まないといけないことは少ないので、あまり日本語がないことが障害になることは少ないんですが。

 

どうぶつしょうぎDX – LIBLOG

ド定番ですよね、可愛い!!!!!まあ当然ながら普通の囲碁や将棋のアプリはたくさん出ています。やはり直接画面をさわって操作できるのは大きいし、手版が交互なのでちょっと狭めの盤面もあまり気にならないですね。
ライト版なら無料でした。やったー

 

ブロックス™ HD – Gameloft

半透明のクリアなタイルを使って陣地を取り合うゲーム。もともとはフランスのゲームかな、日本でも賞を受賞してたはず。実物はちょっと大きめなのでアプリになるのは部屋のスペース的な問題が解決してありがたいですね。

4人プレイ対応してますよー。僕は DUO という二人用のやつを所持しているので、4人プレイできるアプリはとてもありがたい感じでした。若干全体的なデザインがダサいのは目をつぶりましょう。。。

 

Small World for iPad – Days Of Wonder, Inc.

本家は5人までプレイできるゲームなのですが、アプリは2人用。そういった意味ではバランスが微妙なのが残念ですね。とはいえ現状のUIだと3人以上に増やしようがないのでこのアプリとしてはしかたないのかもしれません。もったいない。

ボードゲームをあまりやらない方にはピンとこないかもしれませんが、それぞれのゲームには最小、最大プレイ人数と、最適なプレイ人数とがあります。たとえば2-5人までと書かれているゲームだとしても、2人や5人だとゲームバランスが微妙で特定の手番の人や特定の戦略が有利だったり。ということが起こるわけです。2人でババ抜きとかやるとわかりやすいと思います。
とはいえゲームとしてはよくできています。フルに日本語化されているのはありがたい感じ。

 

 

Carcassonne – TheCodingMonkeys

はい、みんな大好きカルカソンヌです。城を作ったり道を伸ばしながら点数を稼いでいくゲームです。トークンがかわいいし木製なのもポイント高いですよね。ボードゲーマーで知らなきゃモグリだぞ、気をつけろ!
というわけでアプリはかなり出来がいいです。ボドゲ好きなら買いですよ。
ただ、本家と違うのはアシスト機能があること。タイルを置ける場所が表示されてしまうんですよねー、序盤はただの便利機能って感じなんですが、 残りタイルが少なくなってくるとタイルが置けないことが確定するマスに×ついちゃったりしてちょっと便利すぎやしませんか。と
でも操作感とか気持ちよく作っててなかなかよい。

 

Tikal – Codito Development Inc.

遺跡を発掘するゲーム。開拓系はわくわくしますね。
1999年の「ドイツ年間ゲーム大賞」「ドイツゲーム賞」ダブル受賞作です! 同じ年にいた Ra や SAMURAI を抑えてるのでその面白さはわかるのではないでしょうか。 まあ僕はRaもSAMURAIもそんなに好きではないのですが。。。(ちなみに Ra も SAMURAI も iOS アプリとして出てますね) 英語版なのですが、ルールはインターネット上に有志による和訳があるので探してみてください。
パネルをめくってジャングルを開拓しつつ、遺跡と財宝の所有権を手にいれて勝利ポイントをためていくゲームです。 最善手考えこむ系のゲームなので若干好き嫌いが分かれるかもしれませんが。
この手のゲームだと点数計算がめんどくさかったりするのですが、勝手にやってくれるのはありがたいですね。今自分が何をタップしている状態なのかわかりにくいのが若干難です。

 

YAHTZEE™ HD – Electronic Arts

ポーカーの要素を取り入れたダイスゲーム。ルールはかなりシンプル。ソリティアとかで高得点を目指すのが好きな人ははまるんじゃないでしょうか。
ダイスをふって、目を確定させつつそれぞれの役を1回ずつ達成するのを目指します。その際、同じ役でもダイス目によって点数が違うので、どの役から達成していくかが悩ましいですね。
基本ルールだと他のプレイヤーに干渉する方法が無いので、対戦よりはソリティアゲームとして向いてる感じでしょうか。
とはいえ相手の手を見て無理して上の手を狙わないようにする。といった渋い駆け引きもあるので対戦も楽しめると思います。

 

iPadでボードゲームを遊ぶときの問題

というわけで僕のiPadにはいっているゲームの紹介でした。
カタンは持ってません。アプリとしては出てたはずなんですけど、手札の問題があるんですよこれが。
iPadだけで複数人で遊ぼうとなると、その特性上、非公開情報があるゲームにはすごく向いてないんですよね。 情報が完全に公開されているゲームじゃないとまともに遊べない。。。 表示する情報の量の多いゲームも難しいですね、画面が狭いというのもありますし、他の人の手版に自分のこま数えたりとかがやれないので。

なのでiPadゲームでいくつかあるような、 iPad の画面を iPhone で操作するタイプがもっと普及しないかなと思ってます。 カタンがそういうので出たら買うのになあ。。。 iPad 用の母艦アプリが1000円くらいで、 iPhone 用のクライアントアプリは無料とかで。ぜひもっとそういうのが増えてほしいと思います。
あ、思いついたんですが、人狼もいいよね、それぞれの iPhone に役職が表示されるんだけど、進行は iPad がやってくれるの。

あ、今回紹介していませんが、クニッツィアのゲームも数多く iOS アプリとして移植されていますので、いろいろ探してみると楽しいかもしれません。日本語化されてるのは少ないですけど、ボードゲーマーにとっては気にならないですよね?

 

フェンリルのオフィシャル Twitter アカウントでは、フェンリルプロダクトの最新情報などをつぶやいています。よろしければフォローしてください!

Copyright © 2019 Fenrir Inc. All rights reserved.