こんにちは、FenrirFS 開発担当の福満です。
今日は、FenrirFS を利用したファイルの整理を更に便利にする、ファイルやフォルダを ZIP ファイルにまとめて FenrirFS に追加するスクリプトをご紹介させていただきます。
ZIP ファイルにまとめて FenrirFS に追加
僕は普段デスクトップが3分の1程度埋まったら、まとめて FenrirFS に追加してそれぞれのファイルに思いついた言葉で適当にラベルを付けます。
そして、ラベルが多くなってきたらラベルを統廃合して整理するようにしています。
このようなサイクルでまずまず快適に暮らしているのですが、FenrirFS に追加する時に困るのがデスクトップに置かれたフォルダ内のファイルです。
フォルダを ZIP ファイルに固めてから FenrirFS に追加するようにしていますが、少し手間です。
このようにフォルダを追加する時の作業を楽にする方法はないものかと思い、今回、右クリックメニューの「送る」メニューからファイルを ZIP にまとめて FenrirFS に追加するスクリプトを作成しました。
下記のリンクからダウンロードしてご利用ください。(ご利用に際しては、自己責任にてお願いいたします。)
スクリプトのカスタマイズ
上の ZIP ファイルをダウンロードして展開すると、「圧縮してFenrirFSに追加.js」というファイルが入っており、そちらが今回作成したスクリプトとなります。
コード中の冒頭部分(下記に抜粋)の「ProfilePath」の箇所の FenrirFS へのパスや、プロファイル名、ラベル名を環境や好みに合わせてカスタマイズしてください。
(FenrirFS のインストール時に インストール先を変更していない 32 bit 環境の方はそのままでも使用可能です。)
通常、 64 bit 環境の方はカスタマイズが必須となりますので、ご注意ください。
また、パスの区切り文字は「\\」 と記述する必要がありますので、お気を付けください。
(function() { // FenrirFS.exe のパス // 64 bit // var FenrirFSPath = "C:\\Program Files (x86)\\Fenrir Inc\\FenrirFS\\FenrirFS.exe" // 32 bit var FenrirFSPath = "C:\\Program Files\\Fenrir Inc\\FenrirFS\\FenrirFS.exe" // プロファイル名 var ProfileName = "個人用"; // ラベル名 var LabelName = "ZIP ファイル";
また、前準備として「LabelName」に指定したラベルはあらかじめ FenrirFS 上で作成しておいてください。
インストール & 実行
カスタマイズが終わったら、スクリプトを「送る」メニューフォルダに追加しましょう。
Windows キー + 「R」で「ファイル名を指定して実行」を表示し、「shell:sendto」と入力して「OK」を押します。
すると、「SendTo」という名前のフォルダが表示されますので、そこにカスタマイズしたスクリプトを置いてください。
デスクトップ上で FenrirFS に追加したいファイルを右クリックすると、追加したスクリプトが表示されるかと思います。
そちらを選択すると、ZIP ファイルを作成が作成され FenrirFS に追加されます。
今回紹介したスクリプトを使えば、ファイルを整理する時にアーカイブする手間が省けるかと思いますので、是非お試しください。
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