こんにちは、Sleipnir 3 for Windows 開発担当の上田です。
Sleipnir といえば Trident に特化したブラウザのイメージがある方も居ると思いますが、
実は Web ページを表示するときに Trident と Gecko を利用することが出来ます。
インストールした直後では、「既定のレンダリングエンジン」は Trident になっているため多くの方は Trident を利用してブラウジングをしていると思います。
ただ、一部の Web ページではレイアウトの崩れや動画が再生しないなど、正しく表示できないことがあります。
このようなときは Gecko のレンダリングエンジンを利用することで解決することがあります。
今回は Gecko のレンダリングエンジンへの切り替え方について紹介したと思います。
Gecko のレンダリングエンジンに切り替える
アドレスバーの右側にあるエンジンアイコンをクリックすると、下図のようにエンジン切り替えを行うメニューを表示することが出来ます。
このメニューから「Gecko で表示する」を選ぶと再読み込みが行われて Gecko エンジンで表示されます。
特に問題の無い Web ページではレンダリングエンジンを切り替えても Trident でも Gecko でも同じような表示になります。
レイアウトの崩れや動画が再生しない Web ページでは、レイアウトが綺麗になったり、動画が再生することが出来るなど変化が起こることがあります。
Twitter や facebook などで切り替えて表示してみるとスクリプトの解釈の違いで快適になる方もいると思います。お試しください。
既定のレンダリングエンジンを Gecko にして利用する
エンジン切り替えを行うことが多くてエンジンの切り替えを行うのが大変な場合は、「既定のレンダリングエンジン」を Gecko にしてみると手間がなくなります。
「既定のレンダリングエンジン」の変更は、メニューバーの「ツール」→「カスタマイズ」→「レンダリング」→「サイトごとのカスタマイズ」で変更することができます。
今まで Gecko のレンダリングエンジンを使ったことが無い方は一度お試しください。