こんにちは、FenrirFS 開発担当の福満です。
本日、migemo に対応した FenrirFS 2.4.5 ベータ版を公開しました。
FenrirFS 2.4.5 ベータ インストーラ版
FenrirFS 2.4.5 ベータ ポータブル版
migemo とはローマ字の綴りから日本語検索することを可能にするツールです。
FenrirFS 2.4.5 ベータ版でこれをファイル検索機能に組み込み、例えば「oosaka」と入力して「大阪」が名前に含まれるファイルを検索することが出来るようになりました。
* FenrirFS は migemo の C 言語実装で Windows 向け DLL を公開している、
C/Migemo を使用しています。
ローマ字で綴りを入力して日本語名のファイルを検索
これまで、FenrirFS で日本語名のファイルを検索する時には、IME のモードを日本語に切り替えてから入力する必要がありました。
migemo に対応したことによって、IME のモードが英数の時でもそのままローマ字で日本語の綴りを入力してファイルを検索出来るようになりました。
正規表現による検索にも対応し、検索ボックスの虫眼鏡アイコンを右クリックすると表示されるメニューから各種オプションの有効/無効を切り替えることが出来るようになりました。
画像プレビューの画質設定
ワイドスクリーン表示のプレビューペイン、Quick Preview、全画面表示で画像を表示している時に、右クリックメニューから画質の設定を変更できるようになりました。
細部のドットをそのまま表示したい時、またはなめらかに表示したい時、状況に応じて使い分けていただけます。
その他の変更点
以前からユーザーの皆様から要望をいただいていた、エイリアスファイルを他のアプリへドロップした時の挙動の改善が実装されました。
これまでは、エイリアスを他アプリのアイコンに D&D した時に実ファイルのパスなどの情報が書かれたエイリアスファイルが開かれていましたが、実ファイルを開くことが出来るようになりました。(*コピー/移動も実ファイルに対して行われますのでご注意ください)
その他にも不具合の修正などを行っています。詳しくは、インストールフォルダの Readme.pdf をご覧ください。
まとめ
英数モードのまま日本語名のファイルを検索出来るのはとても快適です。
FenrirFS 2.4.5 ベータ版、是非お試しください!
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