こんにちは。Sleipnir 3 for Mac 開発担当の宮本です。
現在開発中の新しい Sleipnir では、多くの ウェブサービスと連携できるようになります。今日は、その中で Evernote、Dropbox などへの PDF 保存についてご紹介します。
Mac と PDF
Mac OS X の特徴として、PDF との親和性の高さがあります。Mac OS X のインストール直後から PDF を閲覧できるのはもちろんのこと、プリントの出力先として、プリンタではなく PDF へ出力することが標準でできたりします。見ているものを簡単に PDF に変換できてしまうわけです。しかも、プログラム上からも同等のことを実現できるのでウェブページの保存に使わない手はないでしょう。
PDF なら…
PDF の利点は次の三つです。
- • 拡大しても文字がキレイ
- • 全文の検索ができる
- • リンクが押せる
ウェブブラウザで拡大するのとほぼ同じように動作します。
Evernote ならクライアントから、Dropbox なら Mac 上の Spotlight から検索できますね。
さすがに JavaScript の実行はできませんが、通常のリンクであればブラウザで開いてくれます。
普通に PDF への出力機能を使うと、スタイルが印刷時のものになってしまうのですが後から見た時のためにも同じ状態で保存しておきたいですね。そこで、Sleipnir 3 for Mac ではちょっとした技を使っています。いったん、ページに設定されている印刷スタイルを消してしまってから PDF 化し、その後で元にもどすことで、そのままの状態での保存を実現しています。
キーボードショートカットで一発保存
保存を実行すると、PDF か PNG にするか形式と投稿するサービスを選んでから保存を実行するのですが、前回の設定のまま確認せずに保存することもできます。もちろんキーボードショートカットも設定しているので、確認しないようにしていれば、ブックマークするぐらいの軽い感じで保存できてしまいます。簡単にできすぎてしまうので、ウェブサービス側の上限容量には注意しましょう。
さいごに
ストレージサービスへの PDF 保存機能以外に、色々なウェブサービスとの連携や、スマートフォン連携を実現した新しい Sleipnir 3 for Mac を絶賛開発中です。ユーザーの皆様の期待に応えるものになっていますので、期待していてください!