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第2回iBeaconハッカソンに参加してきました

iBeacon ハッカソン 2

先日、岐阜県大垣市で第2回 iBeacon ハッカソンが開催されました。

フェンリルからは伊藤と宇佐見が参加してきたので、様子をお伝えします。

iBeacon と Passbook

午前中は、イントロダクションとして、iBeacon の技術的な概要についてと Passbook に関するセッションがありました。

ビーコンが持てる情報や、振る舞い、レンジング、その他常時バックグラウンドで監視するだけではなく、ロック画面を表示した瞬間だけという動作も可能であることなどが紹介されました。

また、iBeacon はアプリから使う以外に、Passbook を使って Pass を表示させるという方法でも使用することができます。今回は、実際に iBeacon の情報が書き込まれたランチの割引券 Pass が配られ、実際に使用することができました。

ビーコンの電波の飛ぶ距離

ビーコンは、ただ置くだけでは電波の飛び方をうまく制御することはできません。木やガラスが間にはさまるだけでも飛び方は変わってきますし、人が電波を遮ってしまうこともあるそうです。

午後の部の最初に、会場の建物のあちこちに用意されたビーコンの設置場所を歩いてまわり、実際に設置されたときにどのように電波を受信するのかを確認しました。

吹き抜けのある場所では2階のビーコンが圏内に入ったり、自動ドアの開け閉めでビーコンが圏外になったり、看板の裏につけられたビーコンの電波が減衰して、近くにあるのになかなか近接状態にならなかったり、実際にビーコンを設置するときの調整の難しさを知ることができました。

アイデアを考えて、開発開始!

その後、ビーコンを使ったサービスについてアイデア出しを行いました。「だれ」と「いつ」をいっぱい付箋に書き出し、その中からチームで相談していくつかピックアップ。そしてその「だれ」と「いつ」の組み合わせから1つ選び出して、それをもとにアイデアを膨らませます。

自分たちはガチガチのエンジニアでこういう作業は苦手だったのですが、ほかの方がたくさんアイデアを出していただき、おもしろいものがたくさんでてきました。

アイデア出しが終われば、いよいよ開発です。作業時間はハッカソンとしては短い2時間。それぞれのチームが集中して作業を進めます。

自分たちのチームは開発に入ると、デモアプリ開発、コンテンツ作成、プレゼンテーション作成と、チーム内で自然に役割分担ができ、スムーズに作業が進みました。また、主催者側から用意された iBeacon のデモアプリと、デモアプリ向けのコンテンツを作成する CMS を使って、プログラムができない人もすぐに作業に入ることができました。

発表

最後に全チームの発表です。6チームがそれぞれの成果を発表しました。プレゼンテーションで発表するチーム、実際に施設内で設置されたビーコンを使用してデモをするチーム、様々。自分たちのチームは「一見さんでも、”いつもの”と言えば注文が出てくるアプリ」をプレゼンテーションし、デモを実施しました。

主催の方から「どのチームも全体的にビーコンの特性をよくわかって使っていて、素晴らしい内容だった。」と総評があり、終了しました。

iBeacon という技術の生かし方

いま注目を浴びている iBeacon ですが、それ自体は単なるひとつの技術に過ぎません。iBeacon でできることを理解したうえでのサービス全体としての設計や、電波の特性を把握したうえでのビーコンの設置調整が重要である、ということを今回のイベントを通じて改めて感じました。

単にアプリを開発するだけではなく、サービス全体を考慮しての提案や、ビーコンの設置やメンテナンスについての提案ができればと考えています。

最後に

大垣市の iBeacon ハッカソンは次回はまた2月末から3月初旬にかけて開催が予定されているそうです。次回は移動するものというテーマになり、なんとバスを用意して、ハッカソン会場周辺をまわりながらビーコン受信を体験できるとのことです。通常のイベントではなかなかないシチュエーションですので、私たちフェンリルもまた参加できればと思っています。興味がある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

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