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2015 年でおもしろかった漫画7つ

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こんにちは。営業の大谷です。

この Advent Calendar のテーマは「2015 年にグッときたコレ」ですが、みなさんは「グッときた」と聞いたら何を思い浮かべるでしょうか。

僕の場合は「岸辺露伴お前が…オレを助けるとはよ~~~っ まさか……『まさか』って感じだが、グッときたぜ!」です。ジョジョの名言です。

ということで、2015 年に読んでおもしろかった漫画ベスト 7 を発表します!あくまで僕が 2015 年に読んだものですので、2015 年に連載が始まったわけではありませんが、ご了承ください。

とんかつDJアゲ太郎

2015 年に最も注目された漫画といえば、この漫画ではないでしょうか!?(個人的意見)

とんかつ屋の跡取り息子がクラブカルチャーに衝撃を受け、とんかつ屋と DJ の二足のわらじで「フロアをアゲながらとんかつも揚げる」という初見では何を言ってるのかわからねーと思うがおれも(ry な漫画です。

この漫画、見た目はヘタウマビジュアルのギャグ漫画なのですが、クラブカルチャーをきちんとリスペクトしている名作。クラブを題材にした漫画っていうとどうしてもチャラチャラした方向性になりそうですが、中身は硬派そのもので、まるでスポーツ漫画のように DJ を知らない人も DJ の魅力や深みを教えてくれます。業界人にもファンが多いのが納得。

最近はアニメ化が発表されたり、DJ の世界的大会、「Redbull Thre3style 2015 World Final」とコラボした広告を出したりで大人気。こちらは「少年ジャンプ+」で毎週木曜日に無料で最新話が読めますので、毎週その日が楽しみで仕方がありません。

※ちなみに、「少年ジャンプ+」のアプリはフェンリルがデザインを担当させていただきました!

 

東京タラレバ娘

今年彗星のごとく現れてウェブ界隈を賑わせた作品と言えば、もう一つが「東京タラレバ娘」。

マンガ大賞 2015 で大賞を受賞した「かくかくしかじか」の東村アキコの作品です。あちらは圧倒的に感動する良い漫画なのですが、この時代だからこそ描けるタイムリーな漫画といえばこちらでしょう。

物語はアラサーで仕事を頑張る女子たちが「あのときああすれば、あのときああだったら」と「タラ」「レバ」を繰り返して恋愛や人生と格闘していく話。漫画界では「モテキ」のブーム以来、少女漫画などでは描かれなかったリアルな恋愛事情を描いた漫画が増えていると思うのですが、その集大成としてラスボスが出てきた感じです。作者が女性且つ結婚→出産→離婚経験アリというのもあって、アラサー独身女性への傷のエグり方がハンパないです。

ちょっとだけその名言を公開すると、「いい歳して『痩せたら』だの『好きになれれば』だの 何の根拠もないタラレバ話でよくそんなに盛り上がれるもんだよな」とか、「あんたらの歳だとチャンスがピンチなんだよ ピンチがチャンスなのは若いうちだけ」とか、もうホントひどい。ごめんなさいというしかないです。絶対に心が痛むことが分かっていても読みたくなるその感じは、ある意味で楳図かずおのホラー漫画に近いものがあります。

個人的には、そのうち絶対ドラマ化 or 映画化するんだろうなーと見ています。

 

うしおととら

え、いまさら!?という声が多そうですが、本当にいまさら。「うしおととら」を全巻イッキ読みしました。周囲から「あれは名作だ」と言われ続けて早二十年。なんとなく読み逃してきたのですが、なぜか突如 2015 年にテレビアニメ化されたのもあり、意を決して全部読んでみました。

感想としては、うしおととらを読んだことのない人はとても幸せであると言えます。なぜなら、まだこれからうしおととらを読む楽しみが人生に残っているからです。回りくどいですね、つまりめちゃくちゃおもしろかったです!

あらすじは少年「うしお」がある日妖怪退治の槍「獣の槍」を手に入れ、そこに封印されていた妖怪「とら」とともに世界を滅ぼす大妖怪「白面の者」と戦う話。90 年代連載らしい、熱苦しいまでに熱苦しい主人公の熱血っぷりや最初にいがみ合っていたうしおととらの絆が深まっていく様子が特徴です。

この漫画、本当にイッキ読みして良かったと思うのですが、その理由の一つが第一話からラストまで、話が全くブレていないところ。初期からラスボスの白面の者という存在が知らされています。しかしなかなかその正体がつかめず、うしおととらが少しずつ色々な妖怪と戦い、時には友情を育みながら成長していって、33 巻かけてようやく白面の者にたどり着いてやっつけるときのカタルシスたるや!こんなに素晴らしい大団円を迎える作品に出会ったのはダイの大冒険以来です。

 

モブサイコ100

同じサンデー系で要注目の作品がこちら「モブサイコ100」。最近だと作者の ONE が「ワンパンマン」の原作でヒットを飛ばしていますが、モブサイコ100 もテレビアニメ化されることになり、これからブームが来そうな感じ。

主人公の影山茂夫(通称:モブ)は目立たない中学生だが、強力な超能力者で、彼が色々な超能力者や悪霊と戦いながら、やがて世界征服をたくらむ集団との戦いに巻き込まれていく話です。

この原作の ONE の作品はどれもそうなんですが、「ありきたりな設定に見えてうまく外す」のが非常に巧みでおもしろい。僕がモブサイコ 100 で好きなのは、モブの師匠の霊幻というインチキ詐欺師です。彼は他の登場人物が強力な能力で戦うのに対して、一人無能力故に説得とか恫喝とか、そういう大人の交渉術で戦います。彼が意外と本質を突いていて、世界征服を企む敵に「もっと大人になれ」とか言っちゃうんですね。たしかに、冷静に考えるといい年の大人の夢が世界征服って、ちょっと痛い。こういうありきたりな設定からの外し方がとても魅力的な作品です。

こちらは、毎週金曜日に裏サンデーMangaONE で更新されています。

 

GROUNDLESS

モブサイコ100 も Web 発の漫画ですが、同様に Web 発で有名になった作品がこちら、「GROUNDLESS」です。最初に見た時にビビりました。これが Web で公開している作品なのか!?

物語は、架空世界のアストリア島で描かれる内乱と、そこの一人の未亡人狙撃兵の話。こういった架空世界ものであったりミリタリーものって、いかにその世界観がリアルに描かれているかがおもしろさに直結すると思うのですが、そこは申し分ないです。狙撃する瞬間の緊張感であったり、戦争時の様々なストレスであったり、”内乱”という同じ国の人が争い合う中で、人々がなぜ争うようになったかの人間関係であったり。全てフィクションなのに、実際に世界のどこかに存在する国のようなリアリティ。

まだまだ 5 巻までしか出ていないので、追いつくなら今のうちに!

 

預言者ピッピ

いつ終わるのか分からないので載せるかどうか迷ったのですが、めっちゃおもしろいのでぜひともいろんな人に紹介したいのがこの作品「預言者ピッピ」。

あらすじだけで好きな人には大好きだと思います。ピッピは地震を予知するために作られたロボットですが、ひょんなことからどんどんとその予測精度を上げ、地震以外の出来事も含めて未来を完璧に予知できるようになってしまいます。完璧な預言が生まれた世界は、果たしてどうなるのか!?色々と考えさせられる作品です。

「しかしあなた方は始めてしまったんだ!本来なら不運で命を落としていたであろう何十万人の人の命を あなた方は救い始めた!もうやめるわけにはいかないんですよ! あなた方は確実に当て続けなくちゃならない いつ襲うかわからない地震の恐怖から例外なく人の命を救い続けなけりゃあならないんだ 今回は予測しませんでしたじゃ済まされないんだ 今となってはピッピが予測をしないということは 救えるはずなのに救わないということは 今この瞬間にもどこかの人々を 見殺しにしているのと同じじゃないか!!」

ただ一つ残念なことに、一巻が 2007 年発売、二巻が 2011 年 11 月発売。一体いつ完結するのか…ハンターハンターと同じぐらい心配な作品です。

 

コンプレックス・エイジ

同名の読み切り作品が Web で非常に注目を集めて、125 万 PV を叩きだした、「コスプレ」を題材とした作品。

主人公の渚は 26 歳の派遣 OL。趣味は「コスプレ」。コスプレっていうと、最近でこそメジャーにもなってきましたが、まだまだ人には言えない空気感を持つ趣味です。そんなコスプレイヤーたちの生態を描きながら、人に言えないことへの悩み、同じ趣味を持つ物同士の人間関係のいざこざ、加齢に伴う現実などを描いています。

この漫画の魅力的なところは、「コスプレ」をテーマに描きながら、上記のような普遍的な問題を見つめ直しているところです。「人に言えない」ものって趣味以外にも色々ありますよね?例えば家庭環境であったり性癖であったり何かの好みであったり。人に言えないもの、理解されないもの。でも自分にとっては絶対に捨てられないもの。そういったものをどう社会と折り合いをつけながら続けていくか。難しい問題ではありますが、この作品では主人公なりの一つの答えを出しています。

 

いかがでしたでしょうか。来年もたくさんのおもしろい漫画に出会えるといいですねー!

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