こんにちは。新規事業部の佐伯です。
「Fenrir Advent Calendar 2016」の 23日目です。
気がつけば有料会員になってる Yahoo!JAPAN と Amazon。
その Amazon プライム会員向けサービスが大幅に拡充されました。音楽をよく聴く自分に Amazon Prime Music(以下、Amazon Music)はどう響いたか?をお伝えしたいと思います。
私的、音楽との関わり方
私は一時は千枚を超える CD を所有していた音楽好き、なのですが、家庭を持ち持ち家を購入した時点で自分の占有スペースが確定し、そこからあぶれる CD コレクションを手放す必要が出てきました。まあここ 10 年ほどで MP3 化を終えていたので、あとは思い出だけの問題。差し迫った引っ越しの前に、そんな感傷に浸っているヒマはありませんでした。
それから早 6 年。占有スペースどころか自分(だけ)の時間もどんどん無くなっていき、音楽を聴く時間(新しい音楽を発掘する時間)も目減りする一方。契約している CATV で MTV やらスペースシャワーTV を見るヒマもない。まったく・・・まあ、自分語りはこのあたりにして。
ここへきて、定額制音楽配信サービスが花盛りです。AWA や LINE MUSIC を試してみましたが有料会員登録には至らず。Apple Music にするか、本命の Sportfy の上陸を待つか・・・と思ってた時に、Amazon Music はスタートしました。都合良いことに自分、プライム会員じゃないですか。なってて良かったプライム会員。で、早速試してみたわけです。
私的、音楽配信サービスの使い方
前述の通り、新しい曲やミュージシャンを見つけてファンになることが目的なので、昔から(海外の)ネットラジオは重宝していましたが、アカウントサービスのついてくるスマホアプリになった時点でもうこれは最高のスキームですね。
使い方としては、まず「プライムラジオ」を選びます。そこからジャンルを選びましょう。「ロック 90 年代」とか、ヤバイですね。ニルヴァーナ、ブラー、レッチリがサムネイルになってます。聴いてみると、いきなりオアシス、ウィーザー、スマパンと、私の 20 歳前後の記憶を蘇らせるラインアップ。しかしまあ、普通といえば普通。そこで個人的に今ハマっているエレクトロミュージックを・・・ Wow、それっぽいのだけでテクノ、トランス、エレクトロニカ、ハウス、EDM とジャンルが細分化されてます。ケミカルブラザーズ、ダフトパンク、クラフトワーク(!)がサムネイルの「テクノ」を押してみます。するとそれっぽいテクノミュージックがどんどん流れてくる。
YMO がかなりの頻度で流れてくるのは笑いました。いや、好きなんで良いんですけど。今は何年なんだ、という。とはいえこちらもまあ普通・・・と思ったのですが。
チップチューンまで!
驚いたのは、テクノ大御所に混じって、どう考えてもメジャーじゃないチップチューントラックが紛れ込んでいること。チップチューンとは、簡単に言うとファミコン初期のサウンドを使った現代のポップミュージックのことです。ニッチだと思うのですが、しばらく聴いてるだけで Anamanaguchi や flashygoodness、Souleye、Chipzel なんていう、そっち側では有名なミュージシャンの曲が流れてきます。全然知らない Ceephax Acid Crew とかいう チップチューン Meets TB-303 なミュージシャン(※)も。これは興奮しました。
(※私が知らないだけで、有名な人でした・・・ドラムンベースの大御所 Squarepusher の弟さんだそうです!)
サクサク動くアプリで、気に入った曲があればプレイリストに追加し、気に入った曲だけを垂れ流す。あっという間に通勤電車では聴ききれないだけの分量になりました。ダウンロードしておけば電波が入らなくても大丈夫だし、もうこれは Amazon さんに生殺与奪権を委ねてるも同然ですね!なので急な値上げはご遠慮願いたい・・・。
Sportfy もキタ!けど・・・
Sportfy も上陸したのでダウンロードしてみたのですが、無料だとシャッフル再生にしか対応していない。既に有料会員になってる Amazon Music と比較するのは不公平ですが、Sportfy に乗り換える必要性を感じていないのも事実。
しばらくは Amazon Music 1本でやっていくと思います。どんどん新しい曲が入ってこないと飽きるので、離脱ポイントがあるとすればそこですね。これからも切磋琢磨して、定額音楽配信の未来を切り開いていっていただきたいです!