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Visual Studioの拡張機能「Productivity Power Tools」でコードを把握しやすくする

こんにちは、開発担当の松本です。

今回は Microsoft Visual Studio に Microsoft 純正の拡張機能「Productivity Power Tools」を入れてコードリーディングをしやすいような環境設定をする方法を紹介します。

Visual Studio2010 ではメニューから拡張機能をインストールすることができますので、「メニュー | ツール(T) | 拡張機能マネージャ(R)」で拡張機能マネージャウィンドウを開いてください。

「オンラインギャラリー」をクリックすることで利用可能な拡張機能をランキング順で見ることができます。拡張機能リストの中から「Productivity Power Tools」を選択してダウンロードしてインストールします。

インストール後には次のように再起動を促されるので Visual Studio を再起動してください。

再起動した後、コードリーディングのために設定を変更します。「メニュー | ツール(T) | オプション(O)」でオプションウィンドウを開いて左のツリーから「Productivity Power Tools」を開いていって「Enhanced Scroll Bar」を選択します。 ここで「Display Mode」を「Full map mode」にして「OK」をクリックします。

これでソースコードを表示している部分が次のようになります。スクロールバーがあった部分に ソースコードが縮小されたものが表示されるようになります。

これは、クリックするだけで該当箇所にジャンプできるようになるのでわりと便利です (1ファイルの行数が増えれば非常に見づらくなるのですが)。また、選択中のキーワードを含む行を示してくれる (縮小マップ左の紫の四角) ので、「この変数 / 関数を使っているのはどこだろう?」というのがマウスダブルクリックでシンボル選択するだけでさっとわかったりします。

これ以外のお勧めはタブを横に配置する設定です。最近のディスプレイでは横が広くなっているのでそれを有効活用します。 オプションのツリーから「Productivity Productivity Tools | Document Tab Well | General」を選択し、「Advanced Options…」ボタンをクリックします。

さらに出てきたウィンドウの一番上の「Tab Panel Position」を「Left」にして「OK」をクリックします。

これでタブが左に配置されました。この設定と Hide Main Menu でコード表示領域が縦にちょっとだけ広がります。

Productivity Power Tools にはこれ以外にも、指定したタブの固定、コード内のインクリメンタルサーチなど、各種便利な機能が豊富に含まれていますので一度試してみることをお勧めします。

 


 

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