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Mercurial のリポジトリの過去のコミットログを削除して、サイズを小さくする


CutMercurialHistory_0.png

こんにちは、開発担当の上田です。

今回は Mercurial のリポジトリで、過去のコミットログを削除してリポジトリのサイズを小さくする手順を紹介したいと思います。

事前準備

Mercurial の convert 拡張を利用するため有効にします。

TortoiseHG の設定で、「エクステンション」→「convert」にチェックを入れます。
※エクスプローラーでフォルダの右クリックメニューから
 「TortoiseHG」→「Global Settings」で表示することが出来ます。


CutMercurialHistory_1.png

過去のコミットログを削除

1.今回の対象となるリポジトリは以下になります。


CutMercurialHistory_2.png

2.「コマンド プロンプト」を起動して以下のようにコマンドを入れます。

hg convert --config convert.hg.startrev=6 C:\Test C:\Test2

   ■対象となるリポジトリ
    C:\Test
   
   ■過去のコミットログを削除したリポジトリ
    C:\Test2
   
   実行すると以下のようになります。
   
CutMercurialHistory_3.png

過去のコミットログを削除したリポジトリ

1.過去のコミットログを削除したリポジトリは以下になりました。


CutMercurialHistory_4.png

2.過去のコミットログを削除した効果は以下のようになっています。
  ※リビジョンの位置を合わせています。


■対象となるリポジトリ


CutMercurialHistory_5_1.png





■過去のコミットログを削除したリポジトリ


CutMercurialHistory_5_2.png


試したリポジトリがサンプル的に作ったものでサイズが小さかったのですが、半分以下になりました。

Mercurial のリポジトリが大きくなりすぎて困っている場合は、お試しいただればと思います。

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