こんにちは。アプリケーション共同開発部 開発担当の伊藤です。
超高速プッシュ通知配信エンジン BoltzEngine、リリースしてからすでに多くのお問い合わせをいただいております。
そんな BoltzEngine ですが、様々な声にお応えして早速バージョンアップしましたのでご紹介します。
あらゆる言語から接続しやすくなりました!
今回のアップデートでは様々なシステムから BoltzEngine をより簡単に利用できるようになりました。
BoltzEngine は Go 言語の net/rpc を使ったインターフェイスと、サンプルサービス BoltzMessenger を使った基本メッセージ配信機能を提供しています。
全体通知やセグメント選択送信といった、基本的なメッセージ配信は BoltzMessenger を使うことで数日で簡単にアプリに組み込める一方、送信先の絞り込み方法や内容を詳細にカスタマイズする場合は Go 言語で通知メッセージ作成処理を開発する必要がありました。
Go は優れた言語ですが、現状では扱えるエンジニアを確保するのはまだまだ大変です。そこで、より使いやすいインターフェイスとして JSON-RPC v1.0 と REST API を追加しました。特に REST API は各種 Web サービスの API としてごく一般的なものですので、PHP や Ruby をはじめとした幅広い言語で使用できます。
さらに、あらかじめ CSV ファイルを用意して、そのファイルを読み込ませることでプッシュ通知を送信できるコマンドも付属しますので、バッチ処理でリストを作ってからのプッシュ通知送信も簡単に作ることができます。
ドキュメントも充実させていきます&体験版をご用意しました!
BoltzEngine はシンプルながら、様々な要件に柔軟に対応できるように作られています。様々な設定をマニュアルの形でつらつらとご説明するよりは、一問一答の形式で探しやすいリファレンスを用意したいと思い、サポートページとして公開しました。今後も随時 BoltzEngine の設定方法などをご紹介していきます。
また、「自社のシステムに組み込めるか、試してみたい」という声にお応えして体験版をご用意しました。性能に制限を設けさせていただいていますが、それ以外は完全にそのままお試しいただけます。まずはお問い合わせください。
「インストールするだけ・実行するだけ」で超高速配信!
大規模なプッシュ通知システムを作ろうとすると、サーバーの構成を考えたり、各種ミドルウェアをセットアップしたり、通信周りをチューニングしたり…など、多くの作業が伴い、トークン管理や無効トークンの消し込み処理などを含めると開発期間は数ヶ月に及び、費用もそれに見合ったものになります。
また、高速をうたうサービスはだいたい ASP サービスで、クラウドでの利用がセキュリティポリシーでできない企業も多いことかと思います。
BoltzEngine なら、インストールしてほんの少し設定を加えるだけで本格的な高速プッシュ通知システムを、自社のサーバーやデータセンターで動かすことができます。
もちろんオンプレミス環境だけでなく、Amazon Web Service や Microsoft Azure などの IaaS サービス上でも使うことができます。
BoltzEngine についてもっと知りたい
BoltzEngine について詳しくは、BoltzEngine のプロダクトページをご覧ください。
その他、本日付のプレスリリースもあわせてご覧ください。価格もご案内しております。
BoltzEngine を一緒に開発する仲間も募集中
フェンリルでは、BoltzEngine を使ったアプリや、 BoltzEngine 本体を一緒に開発してくれるエンジニアを募集しています。
BoltzEngine を使用した新サービスのアプリを開発するだけでなく、Go 言語を使って BoltzEngine 本体の高速化と、企業に求められる機能を充実してきます。 アプリ開発はもちろん、Go 言語を使った開発にも興味のある方にはぴったりだと思います。 ご興味のある方は是非採用情報ページをご覧いただき、ご応募ください。
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