こんにちは。BoltzEngine 担当の伊藤です。
本日、BoltzEngine 1.3 をリリースしました。今回のリリースでは、Linux 版インストール時のいくつかのわかりにくい点を改善しました。
BoltzMessenger が SELinux に対応
BoltzEngine に標準で添付されるリファレンスサービス「BoltzMessenger」は基本的な管理画面と送信機能を提供し、インストールするだけ、アプリ側も SDK の導入でプッシュ通知をすぐに実装できます。
Linux を特にセキュアに運用するために、SELinux を設定されているところもあると思いますが、これまで、BoltzMessenger では、独自にポリシー設定をしていただくか、SELinux を無効にした状態でご使用いただく必要がありました。このたびのリリースでは SELinux ポリシーの RPM パッケージをご用意しました。BoltzMessenger とあわせて導入いただくことで、SELinux 環境下でも追加の設定なしに動作するようになります。
その他の変更
これ以外にも以下のような点を改善しています。
- boltz status コマンドや QueryActivities API で取得できる実行情報から、実送信メッセージ数を確認できるようにしました。
- BoltzMessenger Gateway サービスの出力するログを強化しました。
- BoltzMessenger Admin の設定が誤っているときのエラーメッセージがわかりやすくなりました。
- GCM の送信をチューニングしました。
- その他の不具合を修正しました。
キャンペーン終了のお知らせ
BoltzEngine はキャンペーン価格でご提供してきましたが、7 月末日をもちましてキャンペーンを終了いたします。
ですが、7 月末日までにお問い合わせいただいていますと、期限を過ぎてもキャンペーン価格適用でご案内させていただきます。迷われている方がいらっしゃいましたら、この機会にぜひお問い合わせください!
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