こんにちは。営業部 / CS 推進課の武内です。
今年 30 歳になり、元来の涙もろさに拍車がかかっている今日この頃。
そんな 2016 年は、長年応援している人たちが軒並み 20 周年を迎え、
記念イベントやインタビューなど、グッとくることの連続でした。
また、ポケモン GO やファミコンミニなど、
明らかに私たち世代を狙った商品が数多くリリースされ、
時の流れの早さへの恐怖感とともに感じたのは、
これらが 20 年以上もの長い間、
存在し続け、愛され続けてきたということ。
Fenrir Advent Calendar 2016、18 日目の今日は、
「”続く”ということ」についてお話ししたいと思います。
私たち世代に響く人・モノ
今年、私の身近な人やモノが多数 20 周年を迎え、
不思議に思って調べてみました。すると、なるほど納得。
ちょうど 20 年前の 1995 年前後は
日本の文化やライフスタイル・価値観などが
大きく変化した転機の時期なんですね。
この頃登場したプリクラは、
ゲームセンターに行けばどこにでもある存在に。
今や飲食店では「分煙」「全面禁煙」は当たり前ですが、
実は 96 年に STARBUCKS COFFEE が
日本に上陸した際に導入されたのが走りだったりします。
これらが長い間愛され、今の時代に根付いているのはなぜなのか。
個人的には時代の変化に適応し、
愛される努力をしてきたからではないかと思います。
変化に適応する
先に例で挙げているプリクラ。
初めて登場した頃は画質もそこまで良くなく、
装飾もフレームをつけるくらいしかできませんでした。
そのうち、スタンプを押したり、
タッチペンでのらくがきができるようになり、
今では整形並みに加工することができるようになりました。
また、当初は一枚ずつはがせるようになっていたシートも、
そのうちハサミで切り取る形になり、
いつしかプリ帳という文化は衰え、LINE を使ってデータで共有、
というのが今の主流らしいです。
このように、めまぐるしいスピードで移り変わる時代のニーズに適応し、
より愛される形は何なのかを模索され続けてきたモノが
今の時代にも根付いているのではないでしょうか。
居心地の悪さを経験し、自然体を知る
さて、ここまで変化についてのお話をしてきましたが、
常に周りの望む形に変化し続ける、というのは、
特に人に置き換えると不可能なのではないでしょうか。
長く存在し続ける為には、
”無理をしていない” ”自然体である状態”を知ることも
大事なことのひとつだと思います。
来年 20 周年を迎える KinKi Kids の堂本剛さんは、
自分の意思とは関係なく、めまぐるしい早さで人気者になり、
寝る間もないほど忙しい日々を送っていました。
そのうち、他者に求められている自分と
自分が在りたい自分とのギャップに苦しみ、
一時期精神的に辛い時期があったそうですが、
自分らしさを発揮できる場を見つけ、今では自然体でいられるとのこと。
今年 20 周年の BUMP OF CHICKEN は
楽曲の想いとリスナーの反応との違和感を感じ、
しばらくライブから遠ざかっていたし、
同じく 20 周年の TEAM NACS は、一度解散することで
チームとしての、また、メンバーそれぞれの
あるべき姿を真剣に考えられたと話しています。
まずは周りに求められている自分を知り、変わる努力をする。
その中で違和感を感じ、立ち止まり、自分を見つめ直す。
そして、自分が自然体でいられる状態を知り、そこに在る、
ということができるようになったときに初めて、
その”らしさ”を受け入れてくれる人々に
長く愛される存在になるのかもしれません。
一緒に歩んでくれる存在
人にしろ、モノにしろ、長く続ける中で山も谷もあります。
山のときに一緒に喜び、谷のときに励まし、
ともに歩んでくれる存在があることも
長く続く秘訣なのではないでしょうか。
そういう存在と歩んできた道のりだからこそ、
○周年を心から喜べるのかもしれませんね。
まとめ
「”続く”ということ」について、いろいろと思ったことを書いてみました。
私たちフェンリルも長く”続く”ために、
変化に敏感に、私たちらしさを大切に
何事にも取り組んでいける組織になっていきたいなと思います。
私自身も CS 担当者として、
一緒に歩んでもらえる仲間やお客様との関係を
より良くできる存在になれるように、来年もがんばります!
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